特定非営利活動法人 テクノロジー犯罪被害ネットワーク

被害対処方法(テクノロジー犯罪・嫌がらせ犯罪)

はじめに

当NPOでは、会員の皆様が被害にどのように対処しているのか、アンケート調査を実施致しました。その結果を以下にまとめました。ご注意いただきたいことは、これによって完全に被害から逃れられたというものではありません。

今のところ完全な対処方法は見い出しておりません。しかしあきらめないでください。会員の皆様の努力は貴重です。皆様の被害の軽減に役立つものもあると思いますので是非とも参考にしてください。

  1. 身体攻撃への対処方法
  2. 声送信被害と対処方法
  3. 音送信被害と対処方法
  4. 家宅侵入と対処方法
  5. ロバート・ダンカン博士が勧める対処方法
  6. ハラスメント(嫌がらせ犯罪)入門書

1.身体攻撃への対処方法

テクノロジー犯罪における身体攻撃は多種多様です。被害者だけがそれは自然に発生したものではないことを直感しますが、見えない方法で行なわれているため、経験していない人には理解できません。
そのためにまずは被害者ご自身が冷静に対処していかなければなりません。以下は身体攻撃被害者の対処方法です。

  1. ひとまずその場を移動する。(家の中での被害の場合、移動することで軽減することがあります。家にいる時だけ被害に遭う場合には、外に退避する。)
  2. 体を動かす。柔軟運動をする。(体を硬くする被害の場合、柔軟体操を日々繰り返すことです。)
  3. アルミレジャーシートで一時的に遮蔽効果がある。
  4. 頭部に浸透してくるような感覚がある場合、頭部をタオルなどで覆う、帽子を被ることで軽減できる。
  5. 帽子の中にアルミホイールや磁石を入れる。(アルミホイールの帽子が電磁波防御に役に立つかどうかMITの実験が行われていますが、特定の周波数は多少減少させますが、逆に特定の周波数を増幅させることもあるようです。)
  6. ネオジム磁石を攻撃が来る方向の壁にたくさん装着する。
  7. 掌サイズの強力磁石を背中の首の辺りに装着すると手足の操作がやわらぐ。 l シール磁石を頬に貼ると顔の筋肉操作がやわらぐ。
  8. X線防護エプロンを着用する。 l 水には電磁波の遮蔽効果がある。お風呂、水浴びなどが効果的。
  9. バケツに海水を入れておき被害が激しいとき両足を入れる。
  10. アルミ合板を重ね合わせて周囲を覆い、アースを取る。 l 9mm以上の鉄板で覆う。
  11. 目の裏が焼かれる痛みのとき袋に入れたゲルマニウム原石を患部にあてがう。
  12. レーダー波から逃れる方法としてチャフがある。天井からアルミホイールのテープをたくさん垂らし、それを扇風機で軽く波立たせ、その中を移動する。
  13. ファンクションジェネレーター(秋葉原で5,000円前後)で20Hz~120Hzの超低周波を発生させると脳幹辺りの圧力攻撃が軽減する。
  14. 段ボールをアルミホイールで覆い、四隅の一カ所に穴をあけ、音響機器に使うコードの一端をその穴に取り付ける。コードの他方をアースに取り付けて、それを抱いて寝る。
  15. 静電気除去グッズを利用し、静電気を排除する。 (このアースや静電気除去の話は、以下「5.ロバート・ダンカン博士が勧める対処方法」にある身体の静電容量を変更すると~の話と似たような話だと思います。)

2.声送信被害と対処方法

当NPOが実施した1600名のアンケート調査の結果、60%の方が声被害を、63%の方が音被害を訴えていることが分かってまいりました。周囲にだれもいないにもかかわらず、また周囲に音源がないにもかかわらず、頭の中で、空間で、また電気製品を使用するとそこから聞こえてくることを、当NPOでは「音声送信被害」と呼んでいます。

送信されてくる声は、「○○ちゃん」と呼びかけてくることも、「○○」と怒鳴りつけてくることもあると報告されております。突然後者の声がラジオから聞こえてきて精神的ダメージを受けられた方もいらっしゃいます。また執拗に声の主に注意を向けさせようと呼びかけてくるという報告もあります。
このような場合、まずは無視するのが最も良い対応と思われます。

加害方法によっては声を無視するのが難しい場合もあります。声被害者の場合、人と話していると聞こえないという場合もありますので、同じ被害者同士、電話で連絡を取り合うのも方法ですので、お試しください。
注意)電話の場合は、相手の生活を考えて頻度や時間帯に気をつけてください。相手も予定があります。しつこい電話は仲間同士でもトラブルの元です。電話交信の相手は、定例会や各地集いに参加して、その場でその旨発言して協力者を得てください。遠方で参加できない場合はNPO事務所の相談電話をご利用ください。

声被害の初期段階では笑わせてくることも、おだててくることも、忠告してくることも、守っているように思わせてくることもあります。この段階では悪意を感じませんので被害との認識には至らないことがあります。この状態が継続すると次第に声に依存してしまうようになります。そして突然声が途切れたとき何もできなくなっている自分があります。

このような声が聞こえる場合、早く声送信被害であることを認識して、声に依存しない心構えが必要です。それには自分が目指しているものをしっかりと書き記して、ひたすらそれに向かって自己判断で歩んでいくことです。

声の主は「どこどこへ行け」とか行動を促してくることがあります。声被害初期にはこの声に促されて動いてしまったと多くの方が証言しております。そのなかには長距離歩かされて最終的に警察に保護された方もいらっしゃいます。

この場合も早く声被害を認識することが大事です。そして声に動かされないようにすることです。とにかく自分がやるべきことをひたすら行なって下さい。

声の主が執拗に「手首を切れ」、「自殺しろ」、「飛び降りろ」とか強要してくることがあります。このような悪質な脅迫でも繰り返し繰り返し聞こえてくるために自殺未遂に至ってしまった方もいらっしゃいます。

極めて悪質な音声ですが止められない現実があります。本当に人が言っていたら脅迫罪で逮捕できますが、見えない方法で行なえるため好き放題に脅迫できます。この段階では音声送信の悪質さから被害を認識する段階にあります。心を落ち着かせ、病気ではないとの認識もしっかりして、聞き流す努力をして下さい。

声の主はあなたが何らかの行動をしようとすると、「~しようとしている」と言ってきたり、行動したことに注釈を加えてきたり、何かするように指示してきたりすることがあります。

このような声が頻繁に聞こえてくると、思っていたことが何もできなくなってしまいます。そのように心理が働くことを読んで何もできなくさせていることが考えられます。この場合も自分の目的をしっかりと書き記して迷わず一つ一つ行なって行くことが大事です。

声の主は、お風呂に入っているとき、トイレに入っているとき、覗いていないと言えないようなことを言ってきます。そのため電灯を消して入ったり、水着を着てお風呂に入らざるを得なくなっている方がいらっしゃいます。

音声被害は2つの音声送信者のパターンを考えましょう。まず加害者自体(人間)がこちらに音声を送信するパターンです。こちらのことは下調べをしているので、気にするような事を送信しながら不安感を送信してきたりします。

次に人工頭脳ですが、パターン化された会話や思考などは人工頭脳が送信するケースも考えられますし、近年の技術の進歩で、こちらが期待することや欲しい反応、嫌だと思うことを判別し、その内容に沿った送信してくることも考えられます。

このように音声被害は、常に2つの可能性を考える必要があります。

また音声被害でよくあるケースは、ボイスチェンジャーを利用した送信です。

私達被害者間に疑心暗鬼を持たせるために、知り合いや同じ被害者の音声を送信してくるケースもあります。
このような場合は、被害者間の引き裂く加害者の思惑などがありますので注意しましょう。

また、声の主と双方向通信ができ、考えていることに声が反応してくるとの証言が多くなっています。アンケート調査の結果、テクノロジー犯罪被害のトップが「考えが読まれている」で70%もの方が証言しております。これは驚くべき現実であります。

このレベルの被害の場合、声の主とは会話をしないようにして下さい。このようなことを言っている、あのようなことを言っている程度に止め、それ以上判断しないことです。この場合も判断するのはご自身が行なうべきことをしっかりと判断して行なうようにして下さい。

自分の考えに反応して声が返してくることがあります。このレベルの声送信にはブレイン・マシン・インターフェイスの技術が悪用されている可能性があります。被害者証言から、それは人間の思考を読み、それを人工頭脳が判断して、そして声として返せる段階に達していることが分かってまいります。軍事面では情報収集が大事で、そのための情報収集技術は各国が競って開発しているものであります。それは各国の指導者の思考を読むだけでなく、こちらの思うように動かせることが最高の情報収集技術です。これを欧米ではマインドコントロール技術と呼んでおります。そのような技術開発には人体実験が不可欠ですからその被験者になっている可能性があります。また幅広い悪用からもう実用段階にあり、何らかの目的で使われていることによる被害者であることも考えられます。

会に参加される皆様には、人の声を模倣して相互不和を演出してくることがありますので、くれぐれもご注意下さい。

3.音送信被害と対処方法

音送信の場合は、音声ではなく音が聞こえるという被害ですが、音声は音の組み合わせなので、音声送信もやられている可能性はあります。音被害だけと思っている方は注意しましょう。音送信被害の例を下記にいくつかあげます。

  1. トイレに入ると隣でもトイレに入る音が絶えず聞こえる。
  2. 部屋で歩いていると上階でも同じように歩いている音が聞こえる。
  3. 部屋で歩いていると行った先々の電気製品が音を立てる。
  4. 壁にボールを当てる音がする。
  5. 壁からピシという音が聞こえる。
  6. 部屋の中でパシという音がする。
  7. 床をトントンと叩く音が聞こえる。
  8. 上階で家具を引きずる音がする。
  9. 車の走る音など外の音が大きく聞こえる。
  10. 隣で扉をバターンと閉める音が聞こえる。
  11. 雨戸を開けると絶えず鶯の鳴き声が聞こえる。
  12. 低周波のようなウォーン・ウォーンとうい音が聞こえる。
  13. 隣家・遠方からトントンと金槌(かなづち)音がする。
  14. 頭の中でキーン音(シーン音)が聞こえる。
  15. 近所の犬の吠える声が被害者を呼び捨てしているように聞こえる。

空間で聞こえると思われる音に関しては録音を試みましょう。また家人・近所の人も聞こえていないか確認しましょう。聞こえている場合共同で対応するようにして下さい。皆さんで録音するなどして、管理人・不動産屋・自治会長を通して話しをしましょう。それでもらちが明かない場合皆さんで役所の生活環境課や警察に相談に行って下さい。

超音波による音声送信
聞こえるのは一人だけの場合、周波数の違う超音波を二方向から発して、被害者の近くで交わるようにして、交わったところで可聴音に変える音響スポットライトの悪用がまず考えられます。この場合は狙ったスポットでしか聞こえませんので被害者だけが聞くことになります。この場合は超音波探知機が有効と思われます。超音波でしたらゴムのような柔らかいもので覆うことが有効です。
ウォーン・ウォーンという低周波のような音でしたら、熊谷組が開発した音カメラが有効と考えられます。個人の調査を請け負ってくれるかは分かりません。

電磁波による音声送信
聞こえるのは一人だけの場合、音送信として、被害者の頭の中だけで聞こえていることが考えられます。この場合は声被害と同じで通信の最先端技術であるブレイン・マシン・インターフェイスの技術が使われている可能性があります。

4.家宅侵入と対処方法

嫌がらせ犯罪被害者が訴える「家宅侵入」は、下記の例や様々な被害ケースがあります。物を盗まれる、異物混入、物の移動が多いようです。

  1. 家を離れると必ず何らかの異常が発生している。
  2. その異常は、物の移動や紛失、日をおいて別の場所で発見される等。
  3. 金品・宝飾類が盗まれる。
  4. 洋服ダンスの服が縫われている、汚れている、切られている。
  5. 鍵が壊されている。
  6. トイレのふたが壊されている。
  7. 室内が濡れている。
  8. 化粧品をいくら使っても減らない。
  9. 飲食物に薬物が混入されている。
  10. 冷蔵庫内の食品が食べられている。
  11. 室内一面埃だらけになっている。
  12. アリが行列を作って這っていた。
  13. 新聞紙が陰部をかたどって置かれていた。
  14. 天井裏に工事した覚えのない配管・配線があった。
  15. 証拠として集めたものがなくなっていた。
  16. 上記以外にも被害報告は存在します。


対処方法
  1. 鍵を替え、複数取り付けた。
  2. サーチライト、ビデオカメラを玄関付近に設置した。(時計などを一緒に映して時間の変化を記録すると、後で時間を追いやすくなりますし、映像がカットされずに連続して撮影ができている事が確認できます。)
  3. ビデオカメラを室内に設置してドアが開くとスイッチがオンになるよう設定した。またビデオカメラの遠隔操作を防ぐために金属板で覆った。
  4. 外出時、粘着テープで扉の隙間を目張りしてカメラで撮影してから出かける。
  5. 携帯会社と契約してドアが開くとスマートフォンで映像として観られるようにした。
  6. 南京錠を9個購入して玄関に2個取り付けた。9個のどれを付けているのかご自身も分からなくした。
  7. 警備会社と契約したが防げなかった。
  8. 外出するとき信頼できる人に留守番をお願いする。
  9. スガツネ工業の封印シールを扉に貼って外出する。(100枚入り2,900円税別)
  10. 可能な物(証拠品など)は原本だけでなく、コピーをして分散して保管する。

5.ロバート・ダンカン博士が勧める対処方法

  1. 睡眠は、完全な静寂の中でとろう。ホワイトノイズ(電子的に生み出された持続低音や雨の音など絶え間なく目立たない音。不要な音にかぶせて消すの に用いられる)発電機を稼働させておこう。
  2. マイナス・イオン発生器も効果がある。その器機がマイナス・イオンを飛び散らせ、一定ではないが緊張を分散させてくれる。これはマイクロ波による音声送信から防御し得る可能性がある。
  3. EMP(電磁気波動)と呼ばれる強力な磁気パルスレーダー(前出)は効き目がある。遮蔽の推進力を誘発する。
  4. 超低周波の周波数帯変換器を1/3 ヘルツから2万ヘルツまでに設定しよう。特に最低周波数領域においては、サイコトロニックス(生体はものに働くエネルギーを発するとする超心理学)的活発な周波数が多く存在する。
  5. 身体の静電容量を変更すると、一時的にだが効果がある。電磁波の共振を変え得るからだ。そのような例としては、金属のポールに触れたまま特別な角度と方向に両腕を伸ばしてみるといい。
  6. TI の中には3次元磁気コイルを試した人もいる。低振動周波数の環境下でまわりに何箇所か軸となるものを置き、僅かに時間をずらして使用する。これは正確に行われた場合、NMR(核磁気共鳴)映像技術の幾分かでも妨害が出来る。
  7. 広い周波数領域と広い周波帯が使用されると、様々な領域における妨害がRNM(遠隔神経作用監視装置)に必要な受信センサーのノイズの比率に対する信号を混乱に陥らせることが出来る。
  8. レーダーのエネルギーの反射が鋭角度で狙ってくる時には、セラミック、テフロン(前出)、ゴム、ミュー合金(前出)を用いて工夫されたファラデイ・ケージ(前出)が役立つというTI もいる。

いくつか挙げてみたが、現段階では、TI が本当に安心出来る完璧な空間を提供できる保証はない。市場に出回っているもので100%の効果が期待できる材料は無い。あなたが自分自身に効果があるものを見つけ出し、実際に試してみるしかないのである。

6.ハラスメント(嫌がらせ犯罪)入門書

ハラスメント(嫌がらせ犯罪)入門書

(Harassment 101)

~嫌がらせ犯罪から生きのびるために

知っておくべき必須の教訓~

著者: GmB  Bailey

 

6年間嫌がらせ犯罪に対処してきて、多くのパターンに周期があり、それが繰りかえされることがわかった。最初にあるいは2回目、3回目に冒した誤りと失敗から、その変化の度に自分は強くなったと思っている。その経験から他の被害者の方々に、それぞれの被害状況に幾分なりとも適切な対応が出来るよう支援するいくつかの教訓をお伝えすることが出来る。

わたしが経験した苦しみ、屈辱感、絶望感が決して無駄ではなかったことの手応えを感じたいのである。わたしの後から被害者になられた方々に、その人生の道程が少しでも生き易くなることを望んでいる。この被害を最初に受けた時にそれを予見する方法がわかっていたら、より効果的な準備が出来たかもしれない。わたしを守りわたしの権利を擁護するシステムが有効に働くべきであったのに、上手くいかずこの犯罪に巻き込まれてしまった。

これから説明する法則が他の被害者の行く道を舗装する手助けになればと願うし、わたしが辿りながら学んだ教訓が同じ道を行くあなた方に役立つであろうと望む。これらの簡潔な法則が暗闇の中の明かりとなり、あなたが旅しなければならない道のりに、その方法がはっきりと見えてくることを期待したい。この困難な人生を辿って行くあなたをわたしは支援したい。あなたはひとりではない。あなたより前からこの犯罪の被害を受けてきた方々、あなたの後から被害者になった方々も多くいる。わたしたちはお互いに助け合い、力を強化しなければならない。ここから、その具体的な教訓を簡単に述べていく。


1.法則は無いに等しい。

嫌がらせ犯罪の法則と謳っているが、その一つ目は、法則が無いことである。加害者たちは卑劣な加害行為を非常識の限りを尽くして浴びせてくる。一体何を目的としているのか?あなたに嫌がらせをするのが狙いなら、あなたは戦う準備をする必要がある。嫌がらせされているなら、その戦いに奮闘する準備をしよう。


2.嫌がらせ犯罪には力関係が絡んでいる。

学校、職場あるいは街の中においても、嫌がらせは力に関係する。加害者側は、あなたの力を奪いたいのである。あなたが自分の力、人間の尊厳、自尊心を手放さざるを得ないように仕掛けてくる。特定の状況や要求に対して、「ノー」と言えるあなたの能力さえも奪おうとする。嫌がらせの主体は、その力を誇示し、あなたを支配し、四六時中つきまとう。加害者は、あなたのプライドを傷つけ、人権を侵害し、法を犯し、あなたを思いのままに操れるという感覚に酔っている。あなたにこの件に関しては打つべき手段が何も無いのだ、と思わせたいのである。


3.理性を失ってはいけない。

「言うは易(やす)し、行うは難(がた)し」だけれど、理性を失ってはならない。踏みとどまらなければならない。あなたが 抑制を失ってしまったら、それこそ彼らの思うツボだ。ストレスに押しつぶされそうになったら、有給休暇を使うか、短時間の仕事に切り替えるか、1週間程度の病欠もやむを得ない。こういう時にこそ、嫌がらせ行為があなたの健康にどのような影響をもたらしているか、信頼できる医者に行き、証拠となる診断書を書いてもらおう。法律に関わる調査や行動も、同様に重要である。

あなたを嘆かせ、あなたに屈辱を与え、激怒させることができれば、加害者側が有利な立場になり始める。あなたの反応を得ることが出来れば、彼らは嬉しくてしようがない。どのような反応でもいいから、あなたの反応を得ることが目的なのだ。あなたの感情と行動を支配しようと躍起になっている。彼らはあなたの力を奪おうと執拗に迫ってくる。ここで力を彼らに渡さしてはいけない。だから、可能な限り理性を失ってはならないのである。


4.感情のゾンビになってはいけない。

苦痛や嫌がらせの現実に鈍感でいると、多くの場合、自分の周りで起こっていることに感覚が麻痺してしまう。被害に晒されている日常の緊張と苦痛に上手く対処しようとする有用な仕組みもあり得るかもしれないが、ただ無視したり、あまりにも鈍感になったりしないことが、重要である。加害者は、あなたを感情の無い死人のようなゾンビにさせることも、また狙っている。他人と交流するあなたの能力を殺し、犯罪主体と戦うに際して必要不可欠な判断力を持つのさえ難しくしてしまう。あなたの感情は、出来得る限り自分自身で守り抜こう。

 

5.記録を残そう。

これが、嫌がらせ犯罪への様々な抵抗の中で、最も時間とエネルギーを必要とされる作業である。ほとんどの場合、日常生活で嫌がらせ犯罪の被害が起きていることは忘れてしまいたいだろう。長い一日の仕事の後帰宅し、その日を振り返って記録を綴るなど、何かメリットでも無ければやり過ごしたいのはよくわかる。一番良いのは、小さなメモ帳、ホルダー、小型のノートパソコンを携帯し、嫌がらせに気づいた時にその場でメモを書く。その重要なノートや書類はそのあたりに置いたままにしてはならない。念のため、USBメモリーにバックアップを取っておこう。職場や学校に決して置き忘れたりしないように。メモを取ることで記録として確認できる。こうした地道な対応をしている被害者の発言は、機会を得た時に説得力のあるものとして真剣に考慮される。

 

6.一人か二人の医者に相談しよう。

自分自身を支えるためにも、証拠書類は必要である。嫌がらせ犯罪に巻き込まれて仕事や学校を休まなければならない時、医療従事者に診断書を書いてもらおう。証拠書類となる。受けている被害を自分自身で第三者に説明するのはなかなか難しいが、極度の疲労感、ストレス、不眠症、興奮、胃の不快感、打撲痕等の身体的疾患がなぜ引き起こされるのか、という疑問は伝えることが可能だ。ひとりで対処しようとせず、信頼できる医者や市会議員に説明を試みた方が良いだろう。そういう職業の人達は、将来の支援の拠り所となるばかりでなく、経験してきた被害の特殊性からあなたが耐えてきた苦痛を記録した足跡にもなるのである。

 

7.祈り、あるいは瞑想

さまざまな被害記録を読んでみてわかったのは、なんとか切り抜け耐え抜いてきたように見える生存者たちは、自分自身の外側あるいは内側の力の源となる何かをうまく活用することが出来た人達である。嫌がらせ犯罪よりも強い力の源泉。それが被害者をしてまでも生き続けさせている。多くの被害者は疑念を抱いたまま沈黙している。たった一人で解決しようとすべきではないこの時に。信念、信条、あるいは宗教、何でもいいからそれを利用しなさい。何も無いなら、夢中になれるものを探しなさい。あなたが生き残ろうとするなら、自分自身より大きな力の源泉を活用する必要性が迫っているのである。

 

嫌がらせ犯罪は、すべてのレベルであなたに食らいつき引き裂こうとしているのだ。感情、精神,信仰、健全であるはずの魂の存在までにも大きなダメージを与えてしまう。このような事が起きると、私たちは自分自身で強くなろうとする。でなければ、信仰さえも失ってしまうだろう。なぜなら、こんな事がよもや自分の身に起ろうとは誰も信じられないからである。この被害に遭う前あなたが持っていた信仰心,信念を手放してはならない。もしあなたが以前信じるものを何も持っていなかったら、この被害に覆いつぶされる前に無我夢中で集中できる何かを見つけなければならないかもしれない。わたしの個人的経験だけでなく他の被害者の経験に基づいてみても、あなたの魂がしっかりとしがみつき揺るぎないと保証出来る貴重な要素のうちのふたつは、信仰と希望である。日々被る違法行為と人権侵害を実感している時、ともかくもいつの日にかより高みにある根源的な力によって、加害者たちの罪には正義の鉄槌が下されるであろうという希望は、それを待っているわたしやあなた方に生き延びようと励ます要因の一つであることには違いない。

 

8.あなた自身の代弁者となろう

 あなたは、自分の最高の表現者である。あなたの後ろで応援団が校歌を大合唱してくれるのを期待してはならない。誰かがあなたの味方になってくれるのを期待してもいけない。あなた自身が大使になろう。学校や職場が支持を表明してくれても、この犯罪被害にはなかなか風は吹いてこない。自分自身で弁護士、医者、カウンセラーの役割を自覚しよう。保健所や法律のプロが協力的であればいいが、そうとは限らない。あなたこそ、自分の最高の代弁者であり、最強の擁護者であるべきだ。嫌がらせ犯罪から自由になれる時代はすぐには来ないかもしれないが、発言と行動を続けていかなくてはならない。

 

9.前線兵士の精神力を持とう

あなたは戦争で戦っているのと同じである。肉体的な戦闘ではなく、心理戦上で戦いを強いられている。勝利するには、兵士のメンタリティーを有する必要がある。兵士たちは毎日今は優勢なのか劣勢なのか、殺すか殺されるのか冷静な判断力を持っている。生き残るには、この精神力が要求される。

 

10.自分の本能を信頼しよう。

自分の内なる声に耳を傾け、己れの本能を信じよう。自分を信じる術を学ぼう。いかなる戦闘においても、優れた武器と訓練が重要である。しかし、いかなる場面においても生き残る鍵は、自分の本能を信じることが可能なように常日頃鍛錬しておくことだ。多くの兵士は過酷な戦場で戦うために訓練され、最先端の武器も与えられる。しかし、自分の本能を信じることが出来るまでに学習してきた兵士のみが生き残るのである。

 

11. 犠牲者が何人出ても、真相は不明。

戦場の話から、あなたが窮している現実に戻ろう。あなたの名声、尊厳、友情、家族、仕事上の人間関係、そしてあなたの精神力、これらすべてが嫌がらせ犯罪の攻撃に晒される。初期のいくつかの襲撃で、多くの人々は生き延びることが出来なくなる。加害者はあなたに嫌がらせをしてくるだけでなく、あなたを守ろうとする大切な家族をも平然と狙い撃ちする。学校ではあなたの優秀な成績も貶められるだろうし、職場では、あなたの業績も打ち砕かれる。加害者たちはあなたの人気と人格に傷がつくように動く。あなたに関し,ひどい破壊的な名誉棄損をものともせずに噂をでっちあげる。あなたの尊厳を傷つけ、プライドをずたずたに引き裂く。嘘の噂を吹聴することなど平気でする。こん棒と石では骨を砕くだけだが、言葉の暴力はあなたを破滅させることが出来る。他人との信頼関係が根底から覆される。これが嫌がらせ犯罪なのだ。誰も信じられなくなる。あなたを怠惰な、頭のおかしい無能なだらしのない人間に見せたければ、加害者はそういう演出を徹底的にやるであろう。こうなると、真相は明らかにされずに犠牲者が続出する。覚悟しなければならない。今や混乱状態の瀬戸際にまで来ているのである。

 

12. 瀬戸際でも人間性にしがみつこう。

行動を起こさなければ何も変わらない。嫌がらせを無視していれば、加害者は増長する。あなたを何も出来ない取るに足らないものだと決めつけ、徹底的に人権侵害をし続ける。たいした人間でなければ、あなたの窮状を誰も気にかけなくなる。ここで、あなたは加害者たちに自分がどれ程の存在であるか思い知らせてやらなければならない。嫌がらせをされる時、あなたはそれを体験することで人間性を奪われかねない。それを重々承知の上、加害者はあなたの全てを知っているかのように人間性を破壊しようとする。しかし、諦めてはならない。追い込まれても人間性にしがみつけ。あなたは特別な存在なのだ、ひとりのかけがえの無い人間であり、価値観も持っている。この卑劣な犯罪が邪悪なものであると正しい判断が出来る。間違っていると確信しよう。

 

13. 嫌がらせ犯罪には周期があり段階的に拡大する。

嫌がらせ犯罪には周期があり、その時々の変化を経て拡大していく傾向にある。これは、無視していても無くならず、何かきっかけがあればその機会に乗じて強力になるという意味だ。加害者側は攻撃を強めても弱めることは決してしない。もしあなたが攻撃され始めた初期の段階に彼らを捕えていれば、嫌がらせを止めさせるチャンスとなる。例えば、彼らに侵略行為は止めろと強く出て、効果があった場合もある。被害の手記を出版すれば、彼らは、あなたが何も行動をせず泣き寝入りをするタイプではない、とわかるであろう。加害者たちは危害を加えることの出来る人間を,鵜の目鷹の目で探しているのである。犯罪者たちは支配可能な人間を喉から手が出る程欲している。なぜなら、誰かを生贄(いけにえ)にしなければ、自分たちの誰かが攻撃の対象にされるかもしれない。内部告発は絶対に出来ない仕組みになっている。それをしようものなら、自分の人生が破壊される。犯罪者として蠢(うごめ)く以外術が無いのである。あなたが嫌がらせから生き延びることが出来た場合でも、本当に最後まで生きることを全うしたいなら、安定は望めない。その時々頻繁に精神的な攻撃性を適応させることが必要となるであろう。

 

14. どうしたら脱出できるか?

嫌がらせ犯罪においては正しいか間違いかは関係なく、どうしたらこの被害

状況から抜け出せるかが全てである。加害者側は決して止めようとはしない。それどころか、正常な倫理観や法的基準など頭から無いものと決めつけて攻撃してくる。被害者たちはもはや何が正しくて何が間違っているかを判断している余裕などなく追いつめられる。この執拗な虐待から逃れる方法は現在のところ被害者の誰もが模索する他なく、わたしたちはお互いに助け合い、地道な抵抗活動を続けて行くしかないのである。強くなり、加害者に面と向かってあなたの力を示しなさい。絶え間なく襲ってくる攻撃に対し常に戦闘態勢でいるためには勇気を振り絞るしかない。行動を起こさず、泣き寝入りをすることだけは避けたほうが良い。行動を起こすことは嫌がらせを止めさせる自分の力を取り戻すことである。嫌がらせの被害に遭う前の自立に立ち帰ることである。長い間消極的であったとしても、抵抗の訓練は無駄ではない。始めは困難かもしれないが、あなたが自分で見つけた抵抗手法を実施していけば、手ごたえを感じるようになるだろう。やがては、嫌がらせを受ける前のかつての正常な精神構造の核部分を見つけ出すことも可能となるかもしれない。

 

15.怒りは有意義な行動に生かそう。

嫌がらせ犯罪に対する怒りは、様々な形をとるだろうが、無鉄砲に動いてはいけない。時間を割くことが可能なら、法律的整備を訴えよう。ブログに被害状況や自分の対処の仕方を綴っても良い。請願書、陳情書を書き関係機関に提出する手もある。怒りの感情が動機でも、自分の事態の改善に繋がれば意味がある。長い間嫌がらせをされるままの状態に甘んじることは、避けねばならない。あなたの情緒や身体だけでなく、人間として機能するべき能力にまで強く影響してしまう。虐待されてきた経験を熟慮し、あなたの精神の合図を見のがさず、その怒りを行動に移そう。


16. 決して単独で事を成してはいけない。

被害に対処しなくてはならなくなった時でも、決して一人で実行してはならない。常に身辺に大きな切迫した障害が存在するのだから、あなたは選択の余地はないと感じてしまう。地に足をつけ冷静でいることは難しいかもしれない。しかしこの局面を変えようと望むなら、対策が可能ないくつかの要素もある。 支援してくれる身内や友人を探し出そう。それに失敗したら、次はアドバイスをしてくれるような弁護士、医者、市会議員のようなプロフェッショナルにアプローチしよう。それも無駄足なら、様々なウエブサイトを調べ、信用出来そうな支援の輪にアクセスしよう。世界は広い。事象は刻々と変化する。いかに厳しく時間がかかったとしても、やがては、あなたの窮状を理解する人、あなたが体験している悲惨な状況に同情し共感してくれる人が見つかるであろう。だから、あなたの能力を少しでも生かす最善の方法は、決して単独で対応しようと思わないことだ。この犯罪はあなたの正義感が通用するようなものではないのだ。取り得る対策が一つしかない、などと考えてはいけない。諦めないで、どこかにあるはずの適切な助力、支援を探し求め続けてほしい。 

 

17. 弁護士に相談しよう

犯罪者側はあらゆる法律違反を犯して攻撃してくる。弁護士に相談すると費用がかかるが、的確な法律的知識を持たずに事を進めるより費用対効果の側面からも長い目で見た場合メリットがある。高額な相談費用を出費しなくてもあなたに有意義な情報やアドバイスを提供してくれる専門家が存在する。慎重に選んだ弁護士の助言により、適切な段階を踏み正しい判断に向かう例もあり得る。それでも決して自分自身の力を他人の手に100%預けてはいけない。少なくとも、この分野に必要な経験を積んだプロの手引きは無駄ではない。医療で言うならセカンド・オピニオン、サード・オピニオンを聞いてから、と同じように、何人もの弁護士に基本的な意見を聞いてみよう。その中から有効な助言が引き出せれば、あなたが前を向こうとする励ましとなる。たった一人で耐えなけらばならない辛くきびしい体験につきまとう精神消耗を幾分かでも和らげてくれる。あなたが幸いにもあなたの立場と苦境に理解を示してくれるふさわしい弁護士を見つけることが出来たら、その時初めて、被害の実情を詳細に話してみよう。あなたの心理面情緒面にかなり良い効果をもたらすであろう。

 

18.テープレコーダーを持ち歩こう

小型のテープレコーダーのような録音装置を手に入れよう。嫌がらせを受けた時、どんな事を言われ、どんな会話がなされたのか、あとで思い出そうとするより、記録を保存することが容易に出来るメリットがある。人事部や部長や会議の発言者が話を捻じ曲げてしまうかもしれない。テープレコーダーを携帯し、的確な記録を保管しよう。あとから、もし加害者側が事実を歪めようとしたり、捏造しようとするなら、嫌がらせが発生した時あるいは彼らの悪事が実行に移された時の正確かつ具体的な記録として有用となるであろう。

 

19.ビデオカメラを用意しよう

街中でも自宅でも嫌がらせが発生した時の出来ごとを記録するためには、手頃な映像音声収録機すなわちビデオカメラが役に立つ場合もあるかもしれない。

 

20.ブログを始めよう

社会的認知を喚起するために被害状況の公表をすることは嫌がらせ犯罪と闘うに際し重要な要素となる。ホームページを立ち上げたりブログを始めるのは、あなたのまわりで起きている嫌がらせの残虐性を明らかにするわけで決して小さくは無い効果を生むであろう。


21.支援団体に入会しよう。

嫌がらせ犯罪に遭遇したら即、支援団体に加入することを勧めたい。同じような被害を経験してきた人たちがまわりにもいるのだと知ることは励ましになるし、精神的にも良い効果があると思う。支援団体に加入するのは良い対策だが、そこに頼り過ぎてもいけない。自分の戦う力を獲得する手段として利用し、被害者同士助け合い、この犯罪への理解を深めるのは良い。しかし、ある次元では自ら対処する力の源泉を見つけ出さなくてはならないのだ


前進を試みよう。

ここまで書いてきて、われわれが被害を被っているこの現象が決して新しいものではない、とわたしには思える。嫌がらせは様々な姿かたちをとり、常にまわりに存在した。現在進行形で変化している唯一のことは、実際の嫌がらせについてのわれわれの認識と反応である。その影響は特定個人にだけでなく、広く社会全体に悪影響をもたらしている。ちょうど今、その嫌がらせが断罪されるべき犯罪として深刻に顧慮され始めたところであり、社会全体に蔓延するのを止めなければならない限界を思い知らされているのである。

 

嫌がらせは決して単独で行われるものではなく、いかなる場合においても正常ではない。それは究極の悪だくみであり、恣意的であり、加害者側にとっては自慰行為的な卑劣な目的がある。今やわれわれの社会のすべての分野がこの疫病に冒されている。この嫌がらせ犯罪に対処するにあたり、適切な判断と行動指針の存立こそが重要なのである。それ以上に重要なことが、嫌がらせ犯罪被害に直面している特定個人にこの犯罪の断罪の権限の所有を自覚させることである。嫌がらせは大概にして表面化するし、組織的に行われ、広範囲に及んでいる。その実態を多くの人が 「嫌がらせ犯罪」として認識すればするほど、それに該当する被害者が増えてくる。そうなると、社会全体としてこの問題を正すチャンスを持てるかもしれないのである。

 

現時点での総論(2010年夏)

この拙著のために随分と調査をし実際に書き記しながら、全ての国境を越えた嫌がらせ犯罪の裏には、最初に想像していたよりもずっと明確な意図が存在していることを実感している。多くの場合嫌がらせ犯罪の形態は組織的である。積極的に発信する人、倫理観の高い人、内部告発者、論争に怯(ひる)まない人、あるいは自分の周りで起きている被害に正面から立ち向かおうとする人を排除するために、加害者側は卑怯な連携をする。抵抗反抗する力を有する人たちが、発言を封じられるか、強制的に精神病棟に入れられるか、自殺に追い込まれるか、殺害されるかした時には、抗議する者はもはや誰もいなくなってしまう。このような現象は、第2次世界大戦時のナチス・ドイツにおける独裁体制及びホロコースト(ユダヤ人迫害及び大虐殺)として歴史に刻まれている。加害者側組織は自立思考の人間、道徳観の高い人間を徹底的に排除し、イエスマンだけを適当に配置している。犯罪の実行に従わせ、真実に対しては目を向けさせないようにし向けている。どんな現象を引き起こしているかについては大衆の耳に届かないように決して証拠を残さないようにしている。現在、社会のあらゆるレベルあらゆる階層において、この犯罪がまかり通っているのだ。しかも大規模にである。本来なら悪事に対抗すべき統治機関、教育機関、政治、銀行、遠距離通信を扱う会社、軍隊など、健全に機能すべき主体が腐敗し、自己満足の状態に陥っている。平均的な人間にとってはあまりにも恐ろしくて声高に追及することなど難しい。今や、この嫌がらせ犯罪がある共通の目的のために、世界じゅうを圧倒的に席巻していると断定せざるを得ない。この現象を少しでも減少させるための唯一の方策は、可能な限りあらゆる次元の人々の認知を喚起する以外にない、手遅れになる前に。

 

 

 

著者紹介: GmB・ベイリー。アメリカ在住。

心理学に精通。ソーシャルワーカーとしてのキャリアも持つ。

著書に ‘ Bridging  The Gap’  ‘Closing The Gap’ がある。

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