関西在住女性会員被害証言

目 次

1.被害の始まり
2.被害者の孤立はなぜ
3.不法侵入
 @ 侵入はどこから
 A ―光を浴びて花になるー
 B 電磁波による意識喪失
 C 電磁波による排尿
 D 侵入のねらい
4.赤信号、みんなで渡れば怖くない
5.電磁波は凶器
6.被害者と精神医療の問題
7.おわりに

−ある日の被害記録から−
  午前1時、就寝準備としてアルソック在宅警備のセットをしようとした。面倒なことだが毎日暗証番号を変更している。 今日もまた、昨夜とは異なる4桁の番号を入れたところ「操作が違います。もう一度初めからやり直してください」という音声が流れた。> 再び「取り消し」を押して同じ操作を繰り返す。何度も試みた後、結局その番号を何者かが捉えるまでやり直すか変更を諦めることになる。 加害者たちは、この暗証番号にかなり執着しているようである。わが家は何者かに連日不法侵入されている。

1・被害の始まり

侵入は2013年夏から始まった。不安から取り付けられていた鍵を2度取り替えたことがある。新しい鍵はたちまち真鍮のような黄色い色に変色した。製造会社の説明書には「洋白(銅とニッケルの合金)を使用、いつまでも美しい銀白色の金属光沢を有します」−と書かれている。製造会社に問い合わせてみたが納得のいく説明は得られないままであった。他に新たな鍵も取り付けたが侵入を食い止めるには至っていない。 何が起こっているのかと調べる内に、「テクノロジー犯罪被害者の会」の人たちが訴えていることと私の遭遇している状況が似かよっていることがわかり、会が出している「テクノロジ−犯罪被害者による被害報告集T」(2010年 講談社サービス)、「テクノロジ−犯罪被害による報告集U」(2013年 講談社ビジネスパートナー)、「早すぎる?おはなし」(2008年内山治樹 講談社ビジネスパートナー)や、ネットでの情報を読み始めた。被害者達の訴えには4点の共通点がある。

@ 電磁波による身体攻撃
加害するために電磁波が使われている。電磁波は目には見えないけれど、体感として帯電感や帯熱感などがあり、あちこちに傷ができたり痛みや刺激が走ったりしている。その刺激は耐え難い苦痛を伴う。

A 不法侵入
被害者は連日、不法侵入を繰り返されており、鍵を付け替えても無駄である。当初、通帳や印鑑の置き場所が気になりあちこちに置き換えたが、その都度変えた場所である引き出しがわずかに開いていたり目印になる物が置いてあったりした。この他にも侵入した証のようにシールやテープを貼る、衣類を破く、様々な物品を持ち出す、金銭はその一部を抜き取るなどのことが起こっているのだが警察に訴えても被害として真摯に受けてもらえない(金の一部だけを盗る泥棒はいないという)。不法侵入の初めは個人情報の収集であり、ターゲットの生活や持ち物などをつかみ取ることを目的としたものである。些細な物がなくなることを騒ぎ立て精神科に誘導されることがあるが、そのことが目的ならば連日侵入するなど面倒なことをする必要はない。加害者たちが、毎日不法侵入するねらいは別のところにある。

B 多数による「つきまとい」
戸外に一歩踏み出せば携帯をかざす多くの人と車に追跡されていることに気付く。この点を取り上げて「〜スト−カ−撲滅の会」などという呼称で被害を訴えている団体もあるくらいだから生じていることは事実である。なぜ多くの人たちが何者でもない一人の被害者に「つきまとい」続けるのか、ある人達は、被害者たちを「犯罪者」あるいは「犯罪予備軍」として位置づけており、警察力の配下に作り出された民間組織である「安全安心パトロール隊」による監視システムに投げ込まれたのだという。    私の場合、24時間態勢での監視ということを強く意識し出したのが2013年からである。家を一歩出たときから監視が始まる。行く道のあちこちに不自然にたたずむ人、道を曲がるごとに、あるいは通りすがりにスマホで合図を送る人、人だけではなく車も自転車も目の前を横切り視界に入ろうとし、また自転車のハンドルを不自然にこちらに向けて来る。歩いていて写真を撮られることもある。このような組織的スト−カ−は日本に限っているわけではなく被害者団体が米国、中国、韓国、欧州などにも存在している。

C 風評被害
被害者は「精神病」だと言われたり、偽の情報を流し続けられたりして周囲の人との関係を断ち切られる。たいした物は盗まれていないのにも関わらず連日何者かが家に忍び込むとか、多くの人が「私」を見張り続けているなどと訴えたりすれば、心配した家族が精神科受診を勧める。また、電磁波で脳を刺激することによって一時的な錯乱状態を引き起こし精神病院へ入院させられることもある。もし、電磁波による刺激が一時的なものであれば、被害者はまもなく平常心を取り戻し入院が長引くことはない。しかし、多くの場合入院は長期に渡るようである。アルツハイマ−認知症の予防薬やうつ病、統合失調症などの薬には「増量規定」というものがある。一定の期間をあけて一定量を飲まなければ、「治療報酬明細書」が切られ、保健診療の対象から外されるため、医療機関自ら自腹を切るというペナルティを受けることになる(「認知症の真実」東田勉著 講談社現代新書)。製薬会社が定めている規定にもとづく処方を行うために、退院が不用意に延ばされるのかも知れない。退院後に薬をやめようとすれば離脱症状に苦しみ、やむなく続ければ長期服用による副作用で心身に深刻な影響が出る。その結果、生涯薬から離れられないだけでなく完全に治ることもない状態に陥る人も多い(「心の病の『流行』と精神治療薬の真実」ロバート・ウイッタカー著 福村出版)。その後、無事退院したとしても精神科に入院した人たちの社会的信用度は落ちる。以後、犯罪被害者たちの被害の訴えは無力なものになる。    社会的孤立を促すもう一つの方法として頻繁に行われるのが、個人の風評をあげつらい社会的な信用をなくす手法である。これもまた多くの被害者に共通することである。何年も何十年もの歳月をかけて誰も寄りつかなくなるようにし向けていく。  私は36年間一つの仕事をしてきたが、40歳を過ぎた頃から実態の伴わない嫌な噂に苦しめられ続けている。真面目な性格と何十年も勤めた職業上の倫理観から考えればあり得ないことだが、噂は繰り返された。あらぬ噂に悩まされた職場から2度転勤したが、どこでも居心地の悪い状態で停年間近まで仕事を続けることになった。また、噂は職場だけにとどまらず居住区にもまき散らされた。その後、転居してから7年になるが通い始めた趣味の会や地域の交流の場など被害者が関わるあらゆる場でこの噂を展開した。彼らの中では「嘘も100回繰り返せば本当になる」ということさえ言われているようである。

2・被害者の孤立はなぜ

2014年夏、NPOテクノロジ−犯罪被害者の会に入る。そこで話を聞く内に、多くの被害者が人間関係を断たれていることを知った。 それは職場や地域だけでなく家族関係さえ破壊されているようである(被害者は一人住まいの人が多い)。 長い年月をかけ様々な手立てで被害者を孤立させる狙いとはいったい何なのだろうか。それは被害者に、被害を訴える身近な相談者を一切作らせないことにある。 むごい噂で風評を塗り固め、救いを求める被害者の声に誰一人耳を傾けなくさせることである。これは長い年月をかけて緻密に練り上げられたきわめて計画的、組織的犯罪である。

被害者の会の中で自殺者は多いという。ある人たちは、この犯罪を「自殺強要システム」と呼び被害者を自殺に追い込むものだと言う人もいるようだが、自殺させるためにこれほどの時間と人手をかける必要はない。 被害者が何らかの原因で亡くなるのは、加害集団がその人の存在に危機感を持った時である。被害者たちの家を訪ねて電磁波の強さを測定していたという会員が亡くなられた。 体に当てられる電磁波や雑音ばかりが入りまともにラジオを聞くことができなくなった室内の電波状態を測定する技術を持っていたことが、加害集団に恐怖感を与えたようである。 報告集Tでは2人、報告集Uでも2人が亡くなっている。死因は自殺だけではなく様々なものであるのかも知れないが、この犯罪を外に漏らさないための加害集団によるものだと考えている。 本来、加害集団にとってのターゲットは、長い年月をかけて作り出した獲物であり実験材料でもあるのだからできるだけ長く生かし続けたいはずである。

犯罪主体については、米国のCIA(中央情報局)であるとか、北朝鮮やユダヤの富豪が取り仕切るイルミナティの仕業である、 宗教団体である、国家である、公安であるなどと、ネット上では様々なものが挙げられているが本当のところはわからない。 私たちにわかることは、誰一人抗うことが出来ないような大きな組織犯罪であるという1点である。どの国も密かに「人間を操る技術開発」に鎬を削っているのは事実である。 その際、承諾なしの被験者が必要である。対象は無作為に選んでもいい。 この国家的レベルの大きな狙いの下請けとして纏わりついて利権を得ようとしているのが宗教団体や企業や諸々の団体などの下部実行犯部隊だといえる。 被害者たちが一番身近に目にしている者たちである。この下部組織から対象者として選び取られたのが私たち被害者だといえる。

3・不法侵入

@ 侵入はどこから
監視は外出時だけではない。冒頭に書いたアルソック在宅警備の暗証番号が変えられないということは、その瞬間も何者かが私の身動きを監視し続けていなければできないことである。 静かな部屋に一人居ると、時折、ゴトッ、ゴトッと音がする。ある若い女性はいつも誰かに見られているという恐怖感を訴えているという。 私もまた人の気配を四六時中感じながら生活をしている。彼らは天井裏やどこかにしつらえた空間に潜んでいるようなのだが、一人住まいでは証明することができない(部屋で聞く音は録音できる)。 報告集の中には「天井から人の気配や物音が聞こえた」「いびきさえ聞こえた」などと書かれている。 確かに交代制の何者かがひそんでいるようだ。音声は直接脳に送られているのだから実態はないと言う人もいるが、決してそうばかりとはいえない。

2018年には、大阪ガスが取り付けている「エネリック」(一日単位、週単位、月単位のガスの使用時間と使用量が液晶画面に表示される)に、 私が全く使っていない時間帯に湯やガスが使われていることがわかった(どこで使うのかは不明)。また、エアコンをほとんど使っていないのにも関わらず電気代が高いことも気になることの一つである。 電磁波が出るとかプライバシ―が漏れるなどの理由で反対されている「スマ−トメ−タ−」を取り付けたいとさえ思っている。

侵入する経路は玄関扉や窓ではない所にも作られているようなのである。どんなに厳重に鍵をかけ、内側からは南京錠さえ取り付けていても窓をテープで目張りしていても侵入される。 あるブログでは、「建築業者だけが知っているガス管、水道管、下水管、電気配線などのメンテナンス用に作られている侵入口があり、そこから侵入しているのではないかと書いていたのだがどうやらそのようである。

「不法侵入」−(「ウオーカーのブログ」より)
侵入方法
対象宅への侵入については通常の泥棒と異なり、ピッキングやサムターン、ガラス破りといった物理的損壊が全く伴わない点にあります。そのためどこから侵入しているのかがまずわからない。証拠を残さずまんまと侵入してくるものと言えます。

【想定する侵入方法】
『外部からの侵入』
 ☆ 侵入経路:玄関、ベランダ、バルコニー窓などの開閉部分からの侵入
 ☆ 侵入方法:複製された合鍵、マルチキー、窓サッシや玄関ドアをはずす
『内部からの侵入』
 ☆ 室内から室内への侵入であり、建物の構造自体が最初からそう作られている場合。某大規模欠陥マンションなどは、居室と居室のあるいは上階と下階の間に人が入れるメンテナンス用の空間があったとされているところからそういった構造の建物はありうる。
 ☆ 侵入経路1:上下両サイドの部屋から天井または床下、あるいはメンテナンス用の空間から侵入
 ☆ 侵入経路2:機械室・電気室・受水槽室からメンテナンス用の空間を経て天井または床下から の侵入
 ☆ 侵入経路3:建物と一体となっている集会場からメンテナンス用の空間を経て天井または床下から侵入

【ガサ入れ】(家内の探索、物色)
 ☆ 対象:預貯金通帳、ステートメント、保険証、印鑑、公共料金などの領収書、カード類など(特に預貯金通帳)を執拗にガサ入れし対象がどのくらい金を持っているかに関心がある。さらに保険の掛け金と受取人に関心があるようだ。
 ☆ 対象が整理した場所や物に対して必ずガサ入れをしてくる。他の一般的な泥棒と違う点は漁り回しても現状を回復させ元通りにしておく点である。そのためガサ入れされたことに気が付かない。

【窃 盗】
盗み出す物品は実にどうでもいいものがほとんどであるが、時として重要度の高いものも盗み出していく。 ライカ版(証明書用)顔写真、未使用の印鑑、掛け捨て保険証券、重要度の高いものではスティックメモリー(組織的ストーカーに関する多くのデーター)、カードのスキミングの疑いもあり (テクノロジー犯罪を詳しく分析していたブログであったが2019年閉鎖されている) 被害者の会では証拠になる物を残すようにという。指示に従って不法侵入の形跡を残す物はできるだけ残しておき被害記録のノ−トに貼り付けていた。 ことの始まりだと思えた2015年8月29日には、「準不燃材料 認定番号6443」という昨夜までなかった楕円形の緑色のシールが玄関扉に2枚貼ってあった。 その後にも、前日までにはなかったTOTOやTAKARA、大阪ガス点検シールなどが洗面台や台所の流し台の下などに突然現れた。 2018年の夏にこれらを貼り付けていた被害記録ノート5冊がなくなったが数か月後に貼り付けていたシールなどがはがされ、証拠になりそうな頁は切り取られてもどされた(切り取ってもわからないノートを使用)。 この間に私の毎日の記録や情報はすべて加害者集団に読まれたらしい。この後、再び初期の3冊が消えた。

A  光を浴びて花になる
ある被害者は、夜間に加害者が室内を歩き回っていても昏睡状態(意識が完全に消失して、目覚めさせることができない状態)にあるために認識できないという。 連日体に電波のようなしびれ感が走り外出時には不特定多数の者に付きまとわれ怖くてたまらかった頃、近くの寺の掲示板に「光を浴びて花になる」という言葉が掲げられた。2015年のことである。その女性は、「花」とは「性的対象物」であると伝えた。
   2018年11月16日「日経プラス10」―「認知症は光で治療する時代へ−世界が注目する先端技術「オプト(光)ジェネックス(遺伝子)(光で行動をコントロールすることができる技術)」―が放映された。その中で、

  1. マウスの脳内に光を感知する性質があるタンパク質を組み込み、光を当てると神経細胞に微量な電流が流れて活性化する。
  2. これによって特定の神経細胞の活動を思いのままに操作することが出来る。睡眠、食欲、性欲、怒り、躁鬱などの人間の根源的な活動の「オン」、「オフ」を可能にすることができる。
  3. この仕組みを使って認知症、うつ病、パーキンソン病などの治療に役立てていく。(カール・ダイセロス教授 米国スタンフォ−ド大学 京都賞〔先端技術部門〕)。
  4. 今では、オプトジェネティックスを使って特定の細胞だけを活性化させ、脳内のそれぞれの細胞が何を行っているのかを調べるための世界的なプロジェクトが作られている(慶応大学医学部精神科医、脳科学者、田中謙二)。
新しい技術が一般に向けてTVで紹介されるときには、すでにかなりなことができあがっているのかも知れない。今や、脳内の細胞の役割の多くは解明されており、 「睡眠」「食欲」「性欲」「排泄」「躁鬱」などの人間の根源的な活動分野でのスイッチの「オン」、「オフ」を操作する技術に至っては実用化されているのではないかと考える。 これは、「光を浴びて花になる」―が意味することに結びつく。悪用すれば、薬物を使わないで眠らせることも、排泄させることも、欲情させることもできるとあれば様々な犯罪に使うことができる。

 同じ頃、ネットにある「阿修羅」というサイトで、西園寺鉄司という人が書いた「現状として表面化しない催眠術の悪用について」という一文に出合った。 「冒団体が会員を洗脳(マインドコントロール)するために考え出した方法を末端会員が悪用し、私的な劣情を満たすために利用しているのが催眠レイプである。 催眠術をかけられた本人には自覚がないため極めて表面化しづらく、犯罪行為としても立件することが困難である。これは男性の場合にも起きている」という。
先に挙げた女性は報告集TNO22「五感操作する電磁波」の中で、所属していた団体の仲間から「あなたは丸裸にされている、自殺したらあかんよ」と声をかけられ、 「丸裸にし、笑いものさらし者にしてこれ以上どうしたいのか。どっちが狂気」とも書いている。「丸裸」は「個人情報をさらす」意味にも使われるから内容は不明だが、 新興宗教団体脱会後に女性もテクノロジ−犯罪の被害者となっている。

B 電磁波による意識喪失
遠隔から電磁波を当てることで人を深く眠らせ意識喪失を引き 起こすことは可能である。 ホセ・M・R・デルカド(スペインの神経学研究所所長)は、1970年頃より脳への直接電気刺激による生理的影響を知るために行ったサルを使った実験で、 サルを眠らせたりおこらせたりと自在に操ることができることを確かめた。さらに人間の精神もまた、脳の電気的働きによって生み出される機能的実在である。それは外的手段によって操作されうると主張している。

以下に書籍からの文章を紹介する。「クロス・カレント」電磁波複合被爆の恐怖−(ロバート・ベッカー著 船瀬俊介訳 新森書房)(廃刊)

(抜粋)第5章 超低周波と人間の意識、精神意識喪失と電磁波
  1. 体内の原始的な直流系電流(DC)は、超低周波電流(E LF)を含んでいる。その機能は外界の超低周波に影響され やすい。
  2. およそ意識の脳波パターン(EEG)は、原始的な脳内中枢内の直流電流(DC)によって規定される。意識喪失は、この流れを遮断することで起こる。 または、外部から適度な直流電流を与えこの流れを反対向きにしても同様なことが起きる。また、強力で一定な電磁波を作用させても同じ意識喪失を起こせる。
  3. 意識喪失の度合い(EEGのパターンで判定)と与えられた電流の量との間には、およその相関関係があるように見える。
  4. 1960年代、私(デルカド博士)は体内直流(DC)に多様な超低周波(ELF)を加えることで、意識にどのような影響が現れるのかを研究していた。 そしてどんな電流レベルでも大きな意識喪失が起こりうることを発見した。
      例えば、きわめて低いレベルの1ヘルツ超低周波を直流電流に加えると記憶の喪失が引き起こされる。
    ただし、1ヘルツ低周波だけでは意識に影響は現れない。同じ強度の直流電流(DC)も全く意識喪失とは無関係、この二つが一緒になると強力な変化をもたらす。
    1~10ヘルツの低周波なら、だいたい同じ効果が現れることに気付いた。しかし、10ヘルツを越えると、周波数に反比例して効果はなくなっていった。
    20~30ヘルツ辺りまでになると、直流電流だけより効果も低くなった。
  5. この実験から二つの重要な結論が導かれる。第1は、脳内の直流系(DC)は、非常に低レベルの超低周波(ELF)に感受性がある、 第2は、自然発生した地表微弱低周波と似た周波数の超低周波のみが影響を与える。
  6. 我々の思考と行為はある程度は環境内の電磁波に左右されているが我々は感知できない。だからその脅威にいつまでも気付かない。 この問題の暗部は人間精神をコントロールできる可能性である。政治的軍事的意味合いからもこの重要性は無視できない。それどころか明らかに軍事的な方面から注目されてきたのだ。
デルカド博士の研究は今からほぼ60年前に行われていたことである。
その後、どれ程多くの科学者達が人間を眠らせたり記憶を喪失させたり意識をなくしたりする研究をしていることだろう。電波は無線で十分送受信できる。遠隔から脳への操作は可能である。

以下の記述も同様なことを私たちに伝えている。
(2014年7月10日 「GIGAZINE」−サイエンスより)
  1. 「脳への電気的刺激により意識をスイッチのように「ON」「OFF」できることが判明」−脳に電気ショックを与えることで「目覚まし」として活用したり、 記憶力と注意力アップ&痛みの除去が可能であることがわかっていますが、新たに脳の前障に電気ショックを加えた途端にまるでスイッチのように意識を失わせたり戻したりできることが判明しました。 (ラウニ・キルデ博士の論文より−) ・ 「ELF(超低周波−3Hz〜300Hz)
  2. VLF(極超長波300Hz〜3000Hz)周波数は超音波搬送波信号とともに電送できるが、これにより被害者を催眠術にかかりやすくしたり眠れなくしたり昼間に眠らせたりすることができる。 これはバイオフィードバックを用いて脳内の自然なELF,VLF電気活動を読むプロセスとは反対のプロセスを行っているようである。
(博士はフィンランドの元最高医務責任者であり世界的な視野で発信を続けてこられた(2015年に逝去)。著書に「Bright Light on Black Shadows」がある。(廃刊・電子書籍では読める)

以上のことから、遠隔から人を眠らせる技術はすでにでき上がっておりひそかに悪用されている可能性は否めない。
「ブラックボックス」(伊藤詩織著 文藝春秋)では、酒に薬を混入され昏睡状態でレイプを受けたことが書かれている。意識がない状態だったので状況を説明できなかったためなのか、権力者からの強い圧力によるものだったのは明らかではないが起訴を取り下げられている。 著者の場合は、デイト・レイプ・ドラッグ−催眠作用や抗不安作用、筋弛緩作用がある睡眠導入剤や精神安定剤を使ってのレイプである。これと同じ状態が薬を使わないで電磁波を用いることで可能になるのである。

「私たち被害者は終日弱い電磁波−電気的な刺激にさらされている。横たわるとシュ−シュ−という音とともに足の裏や臀部や股関節などに電気的な刺激が強く感じられる。 終日直流電流(DC)を浴びた体に超低周波電流(ELF)を浴びせられ「意識の喪失」が起こっているのではないだろうか。 被害者たちはこの不快感に耐えながら眠りにつく。また、真昼であっても急激な眠気に襲われその場で瞬時に眠ってしまうことも起きる。抵抗できないのはデイト・レイプ・ドラッグを飲まされたときと同様なのである。

C 電磁波による排せつ
夜間眠りについて2~3時間後、我慢できない強い尿意で起こされる。再び眠るがさらに2時間ほどで同じことが起こる。 起床時も同じ状態であり不愉快かつ質の悪い睡眠が続いている。排せつが自分自身でコントロールできないのである。 知人からは、年齢のせいであるから腹筋を鍛えたり膀胱に尿をためたりする自己訓練を勧められる。 しかし、私たちテクノロジー犯罪被害者の中に、個人のものであるはずの尿意や便意を他人に操られる体験をしている人たちがいることは、アンケート調査の結果からも窺うことができる。 「排せつ機能の操作」があると答えている人は600人中196人、尿失禁は117人、便失禁は61人である(「テクノロジー犯罪被害者報告集U」2013年)。

失禁は夜だけではない。時には歩いていて「排尿」する事態になったこともある。この時は同じ時間帯に4~5回繰り返され悲惨な状態で家にたどり着いたが、 誰もいない道に男が近付いて来たときに起こったことから、あまり遠くない距離から操作しているようである。 逆に強い尿意で飛び起きたにもかかわらず排尿を止められることもある。辛いものである。人の生理現象に対する操作は神の領域に踏み込んだ悪行であり決して許されるものではない。 このことは、社会生活を困難にするだけでなく人間としての誇りを奪い取るものでもある。(便意も同様に他者がコントロールできる)。

2018年に放映された番組では、老人施設で、膀胱に取り付けたセンサーで尿意を捉えトイレ誘導に利用していることが伝えられた(センサーは商品化されている)。 これは善用された事例であるが、私たちの無知を利用して様々な悪行を行う土壌は十分整っているのではないだろうか。

新聞の悩みのコ−ナ−で、ある女性が頻尿のため仕事ができない、医者にも原因が分からないのでやむなくカテ−テルをつけて就労を続けてきたが、それでも支障があるため退職しようと思う、 ついては障害年金などの対象にならないものだろうか、というものだった。病気だと信じて身を縮めながら勤められてきたようだが、 電磁波により他者に操作されているのかもしれないと思えば何とむごいことかと心に突き刺さる。 電磁波によって引き起こされた排便や排せつは、先述の「眠り」と同様に自分の意志で「押さえる」ことができないし「薬」でも「手術」でも治ることがない。 このような技術がすでに存在していることを公にすることは、被害者だけではなく被害を知らずに苦しみ続けている多くの人々を救うためにも緊急の課題である。

D 侵入のねらい
 室内の物の移動や変化がある。これは被害者たちがよく訴えていることである。侵入を誇示するかのようにわざと室内にある物品を持ち出したり移動させたりする。 輪ゴムやマスク、ゼムピンなどのつまらない物を床に置いたり自転車の鍵やはさみなどを室外に持ち出したり、保管していた書類や通帳がなくなったりしたこともある。 他にも「電話の子機」、エアコンのリモコン、電磁波防止用として買ったエコロガの帽子なども無くなった。リモコンは新しいものを購入した後にすぐもどされた。 (単に置き場所を忘れていたのだろうと言われるが夏の盛りでもあり手の届くところに置いていたものである)。

今まで、多くの被害者たちは不法侵入についての訴えを続けてきたが、些細な物がなくなっていたり夜間に衣類のボタンが引きちぎられたり、 仏壇の引き出しが開いたり灰がこぼされていたりしても、警察では被害として受け止めない。被害報告集U NO25「監視下での身体攻撃と様々ないやがらせ」 (神奈川県 64歳 女性)の中で、「初期の庭荒らし、かなり悪質なものだった。沈丁花の花芽を一夜にして全部摘み取って庭に撒いてある。フェンスにはわせたジャスミンが開花を迎える少し前に根本から切断してある。 正月用の花を生ければ、2日後には南天の実をむしり取り畳の上にばら撒いている」。「転居後も侵入は毎日あった。物音や気配に全く気付かないほど深く眠らされていたかのようである。 就寝中の盗難も多く、観葉植物の鉢植えや新品の化粧品セット、12月になると現金が数万円単位で消えた」などと書いている。 これほどの被害を警察に訴えても対応してもらえなかったというのだから、テクノロジー犯罪が警察とも関わる国家的な犯罪であると言われるのも無理からぬことだと思える。 身体被害も惨いものであったらしく、2015年に亡くなられた。

加害者の不法侵入の狙いは、金品を奪うことだけではなく別の所にある。昏睡状態にある者は全く意識がなく何をされようと抵抗することもなく記憶もない。 金銭だけが目当てなら加害者たちは根こそぎ持ち去ることもできるのである。連日不法侵入をするような危険をおかすことはない。 物品の損傷や盗難は別のねらいを「誇示」するためであり、その犯罪の「目くらまし」のためにも為されていることである。 交代制で末端加害者たちが犯行を継続し続けるためにはかなり綿密な計画が練られており、システム化されたマニュアルにもとづいて行われていることである。 地域の住民の中には、この犯罪を知っているだけではなく協力していることさえ窺える。


4・赤信号、みんなで渡れば怖くない

もしも、夜間の不法侵入があったことが明らかにできたとしても、鍵のかかっている部屋への侵入がどのようにしてできるのかという疑問は消えない。マインドコントロールされた被害者自らが内側から解錠することも考えてみたが、そうではないことは加害者たちが在宅警備の暗証番号をしきりと知りたがることからも分かる。

不法侵入を証すための壁になっている規制の一つは、マンションの公共部分に、住民のプライバシ−を守るという理由から防犯カメラの取り付けが禁じられていることである。何事もなければ当然のことなのだが、明らかに深夜(午前0時〜2時)にエレベ−タ−が止まり、隣室の門扉とメーターボックスが開く音が聞こえているのだが手出しができない。また、玄関やエレベ−タ−にはマンションとして防犯カメラが設置されているが、これも犯罪が起こった場合に限り警察の要請を受けてマンションの理事長の立ち会いのもとでなければ見ることができない。かつて理事会に防犯カメラの開示を願い出たことがあるが「被害がないのだから」と却下された。加害者は深夜にエレベーターを使い動じることなく他人の家に忍び込み重大な犯罪を繰り返しているのだが、防犯カメラの映像が公開されることはない。

犯罪の起こりは、この団体の者が目をつけた対象者に言いがかりのような関わりを作り出す。恨みを抱いた者が組織に訴えればテクノロジ−犯罪被害者に祭り上げられるようだ(約束事がいろいろあるかも知れない)。個人の恨みを受けて「寄って、たかって」の暴行の始まりである。この団体は組織的に個人の恨みをはらすシステムが作られているらしい。7〜10名ぐらいの者たちによる交代制の24時間監視と不法侵入の始まりである。

被害者には被害を訴える術がないから、この犯罪は極めて安全である。また、これは団体単独の犯罪ではなく下請けである。もしことが発覚すれば、上部組織である国の安全に関わる部署(防衛省や総務省などからの要請を受けて新しい技術を研究開発している国や企業の機関)にも影響が出る怖れがあるのだから、必ず秘密は守り抜かれる。秘密裏に行われている人体実験が外部に漏れ出ることはないのと同様に、被験者を提供することで「持ちつ持たれつ」の関わりを作り出している下部組織が行う「犯罪」も漏れ出ることはない。住民たちは、協力することが自分自身と家族の身の安全を図り、所属する組織と国に貢献しているのだと教え込まれているのではないだろうか。下部実行犯部隊にとっては、不法侵入による金儲けだけではなく、被害者の持つ物すべてを密かに奪い去ることも狙っており、テクノロジ−犯罪に関わる旨みは大きいのではないかと思われる。下部組織は、建物の構造をよく知っている建築関係者や水道業者、ガス関係業者、鍵の救急隊のようなメンバーを次々と仲間(共犯者)に取り込みながら、肥大化しているようだ。

赤信号、みんなで渡れば怖くない、この団体の担い手は法を畏れない。法の上部に自らの団体の規範があるという。まさに赤信号をみんなで渡っているのである。新しい技術を使った「催眠術」は、会員の劣情を充足させるだけではなく、この大きく法に触れることを為すことを「踏み絵」として、会への忠誠を誓わせるものにもなっているらしい。法に触れる行為を乗り越えることで、「共犯者」としての結束を強める。店の経営者がこのハードルを越えるなら店の繁盛が約束されるかも知れない。反対に集団の力で店を立ち行かなくすることも可能である。もし、赤信号を渡らなければ、自らが死ぬまで付きまとわれ搾取され人生を破壊されるテクノロジー犯罪の被害者にされるかも知れないのである。怖さは十分教え込まれている。被害者の会にはこの団体の脱会者が多く含まれている。飴と鞭は共存しているようだ。会員たちは1人のターゲットを死ぬまで虐待し続けることに罪悪感を抱くことなくみな同じ方向に足並みをそろえて進んでいるようである。

入居した当初から「室内は静かに歩くように」、「大きな音量で音楽を聴かないように」、「夜間のピアノは弾かないように」などの張り紙を掲示板に見かけている。わが家も同じ旋律を繰り返すピアノ音が聞こえるときがある。執拗に何かをたたくような音や「ドン!」と驚くほど大きな音が聞こえたこともあったが、いずれもICレコーダ−を取り出した途端に止まった。(被害者は24時間監視されているということは、このようなことからも窺える)。

不法侵入は、会員を増やすための餌にもなっているといえる。昔話の「桃太郎」のように「きびだんご、一つくだされ仲間になろう」「仲間になるならやりましょう」というように、加害者集団はひそかに増殖していく。加害者たちは増殖した者どもへの手かせ足かせもぬかりはない。24時間態勢で潜む者どもの能力は高い。痕跡を残さないように両面テープをはがして再びもどす、ビデオやICラジオに音が入らないように息を潜ませて動く、撮られた映像や音声は必ずパソコンから消す(再生できない)、防犯カメラやICレコーダ―を次々と使えなくするなど、証拠をほとんど残さない。冷徹で十分訓練を積んだ者たちが担っているようだ。


5・電磁波は凶器である

電磁波で人間の臓器を傷つけることは可能である。「ガンマナイフ」は、コバルト60線(γ線)を当てて病変を焼き切る医療機器である。「エックス線」も医療に役立てられてはいるが多く浴びれば人体に大きな影響が出る。証拠を残さないで人を遠隔から痛めたり殺めたりすることは可能である。

私が日々実感するのは、足の裏からのビリビリした電気刺激や針で刺すような痛みだが、その瞬間に履いているソックスに穴があく。証拠になればと保存している穴の開いたソックスは20足を越えた。また、瞬時の強い痛みと共に履いていたポリエステルのズボンが溶け、膝に1ヶ月以上治らない火傷を負ったこともある。もし、頭に受けたなら瞬時の痛みだけではなくその後の脳に及ぼす影響ははかり知れないものである。被害者たちは、体にどれほどの損傷を受けていようと電波の出所を特定することができない。たとえ瞬時の電波によって心臓麻痺や脳梗塞を引き起こされて死亡したとしても、医者は『心臓麻痺』だとか「脳梗塞」であるという診断を下すだけなのである。殺されたといえる証拠は何もない。被害者の周辺では、「風呂での急死」(身近に2人が風呂で変死した)があるが、裸体であれば臓器の位置が捉えやすいのだろうか。先述の報告集TNO22を書いた女性の文章の中に、「僕たちは人を殺しても罪に問われることはないとまで言った」という箇所がある。女性の反応は「アホか−」であったが、この一文もまたことの真相を語っていたらしいことが分かるのである。

2016年から、キューバや中国の米国大使館で、大使館員やその家族に原因不明の病気が相次いだ。吐き気や激しい頭痛やめまい、難聴などのほか脳損傷まで引き起こしたのではないかというできごとが報じられた。「音響兵器」や「マイクロ波兵器」ではないかと言われているが明らかなことは公表されていない。米国連邦捜査局(FBI)は調査報告や原因についてのコメントを拒否したという。「マイクロ波兵器」は狙ったターゲットだけを極秘に照射することができ人間の頭の中に直接話しかけることもできるという。この兵器を米国、中国、ロシア、欧州各国なども保有している。専門家はこのときに使われた兵器を特定することはできないし、犯人を追訴するのは至難のわざだという。

同じことが日常的にテクノロジ−犯罪被害者たちに向けられているのである。「現在、サイコ・テクノロジーは、おおやけ筋と物理学から否定されている。そのため、被害者は被害を訴え出ても概ね徒労に終わる。規制法もなく裁判で実証することも困難であり、ただ普通の病名をつけられたり、精神病と診断されたりするのが常である」(「クロス・カレント」新森書房)ということらしい。

現代では、個人の脳を操る研究が、私たちに全く知らされることなく進められていることは疑う余地のないことである。俗に「マインドコントロール」といわれるものである。人間の意識を喪失させたり人間の感情や体を他人が操作したりできる技術は、古くから研究されてきたテーマである。そんな技術が研究段階を終えて実用化されようとしているのだ。それは善用もありながら悪用の方向に推し進められてもいる(戦争の兵器として、あるいは何らかの金儲けと一体になったときに新しい技術は飛躍的に発展する)。否応なくことの真相を知らされているのは承諾なしで被験者(モルモット)にされているテクノロジー犯罪被害者たちなのである。

私がここに書き留めたことは実際に起こっていることである。ことの証明はできない。古い翻訳本で今では廃刊になっているのだが、図書館で借りることができる「マインドコントロ−ルの拡張」(浜田至宇著 第三書館)や「アメリカのマインドコントロ−ルテクノロジ−の進化」(小出エリ−ナ著 等居図書)などを読まれるなら少しはわかっていただけるのではないかと思う。

人が人の思考や体を操ることができる技術があるなら国力にどれほど貢献することができるだろう。交渉の相手国の代表者の思考を換えられれば自国に最大の利益をあげることができるのである。1950年代、米ソ対立の中で生み出されたこの技術を手に入れようと、それぞれの国が水面下で鎬を削ってきた。60年以上の時を経た現在では、これらの技術は実際に生み出され実用化されており、その保持が正しく行われていないために、加害者たちに悪用されてもいるのである。たとえそれが未完成なものであったとしても闇の世界では金と組織の拡大のために使われているのである。

TV番組「モーガン・フリ−マン 時空を超えて・他人の脳をハッキングできるか」の中では、最高の技を持つア−チェリ−の達人の脳の状態を素人に送ることで素人のア−チェリ−の精度が230%アップしたということが紹介された。初めからは備わっていなかった才能を1日の訓練で植え付けることができたという。今や多くの研究者がこの開発にたずさわっている。これを逆方向に操作すれば、備わっていた能力をそぎ落とし混乱状態に陥れることもできるのである。それは、対戦相手の攻撃力を奪うことや健康な人を認知症にすることさえ可能にするのではないだろうか。番組ではトラウマを取り除くことや眠っている内に指示していた候補者を嫌悪するようにし向けることなどを例に挙げながら「他人の脳を書き換える試み」や「他人の脳を読み取る」ことなどを紹介している。最後に、モーガン・フリーマンは「脳の発見は大きな可能性を秘めています。精神の病を治療したり人間の才能を開花させたり、他人の心を直接理解したりできるようになるかも知れないのです。しかし、この技術の開発には大きな危険があります。もし、悪用されればどんな秘密も守ることは不可能です。私たちは知らない間に他人によって心を操られてしまうかも知れないのです。そして、それはそれ程遠い話ではないのかも知れません」と結んでいる。

私たち被害者は、この恐ろしい事実に日々直面している。
  1. 死にたくはないのに体がビルの屋上へ向かう経験をした若い女性は、実際に高所から飛び降り下半身不随状態になった上、「自殺未遂」を案じた家族から精神病院への入院を強いられた(「自殺」ではなく「他殺」といえるのだが証明できない)。
  2. 私自身も歩道を自転車で走っているとき、不意に道路へ飛び出していくような衝動を自分の中に何度も感じている(2018年~2019年初め)。今の私は「死」は望まない。このむごすぎる犯罪の一端なりとも世間に知らせたいという願いは強い。
  3. 他人の声を24時間聞かされ続けており、その声との会話が成立しているという被害者たちは多い。他者の声に煩わされながら生涯生き続けるのである。
  4. 「声」ではなく「想念」のようなもので体や思考を操られることがある。卑近な例では、何かに集中しているとき急に(新聞を取りに行こう)と外へ飛び出す場合などである。また、ある人のことが急に気になりだし何度も何度も頭に浮かぶこともある。「音声」に煩わされない者は、「自分」と「他者」との区別がないままに操られていく危うさをはらんでいる。
  5. 自らが発した言葉であるが自身の言葉でないようなことを口に出し、不本意に知人を傷つけ関係を断ち切ってしまった経験もある。これによって家族関係さえ壊れる(政治家の失言による失脚にもひそかにこの技術が使われている場合があるようだ)。 報告集に見る被害者たちの体験はさらに多様で深刻なのだが、誰もが自分の意志に反しての思考や言動、体の動きに戸惑いながら立ちすくんでいる。しかし、このことを証す手だては何もない。

6・被害者と精神医療の問題

だから、被害者たちが訴えていることはすべてが妄想なのか、精神医療界ではそのような立場をとっている。テクノロジ−犯罪被害者を精神病者に位置づける。多くの人たちは優秀な医者たちがいうことなのだから間違いはないと考えるようだが、全く誤った考えである。最初に挙げた被害者の訴えの共通点4点(「電磁波」「不法侵入」「つきまとい」「風評被害」)の内、一つでも精神科医に伝えれば、たちまち精神安定剤などの服薬を迫られる。近頃では、妄想(実害である)以外に異常性が見られない者に対する「人格障害」や「妄想性障害」などという病名が新たに作り出されてもいる。これなどは「統合失調症」の範疇では収まらないテクノロジ−犯罪被害者たちを精神病者に当てはめようと、ことさら作り出された病名にも思える。被害者が訴えることは「妄想」などではなく、大勢の加害者集団によって担われている実際に起きている重大な「犯罪」であり「実害」なのである。

実害をあえて精神疾患に収めようとする試みは、米国の精神医学会が作った「精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM第1版)」(今はDSM第6版)によるところが大きい。この判断基準に基づいての診断こそが、犯罪被害者たちを精神病者にする元凶にもなっているものであり、実害に苦しむテクノロジー犯罪被害者たちの存在を見えなくするものである。ひそかに人体実験を続ける国家的な目論見を遂行するために、「精神疾患診断・統計マニュアル」に依存した精神の病の診断は、世界中に広がり根付いている。これは、グローバルな製薬会社の思惑とも絡み合いながら押し進められている世界的なプロジェクトであるという。(参照 ラウニ・キルデ博士著「Bright Light on Black Shadows」-第3章 『精神医学と政治』―NPO犯罪被害者の会資料)

精神病院に入院をしていたある患者は「屋上から電波を送られ命が狙われる」「床下から監視されている」などと訴えた。病院でのこの女性は「妄想」(妄想ではないのだが)以外のことでは全く問題がなく患者たちに体を動かすことの必要を説き病棟内を歩くように勧めていたという(「閉鎖病棟からの告発」山羊美津子 アットワ−クス)。また、NHKで2018年に放映された「長すぎた入院」の中の男性患者は、精神病院への入院は「若い頃にテレビで自分のことが言われているように思えた」のがきっかけであったと振り返る。この二人はどちらもテクノロジー犯罪被害者であったのではないかと考える。男性は東北大震災で病院が被災し、改めて別の病院で診察を受けた際に入院の必要がないと診断された。もし、この被災がなかったならば生涯を精神病院で過ごすことになっていたのである。40年か50年か、必要のない収容で人生を破壊されてしまった人の痛ましさが胸を打つ。模範的な患者であったというが、退院する時になると医師が薬を減らしたために歩けなくなり、さらに退院が引き延ばされ続けたと振り返っている。薬を急にやめることで起こる離脱症状について医師は十分心得ながら無知な患者にこれを行った。病棟のベッドが埋まっていれば経営が安泰であるという理由が一つにはあったのかも知れない。全く非人道的な収容が行われていたらしい。

手ひどい収容は現在も続いている。日本の精神医療の大きな問題(@精神科のベッド数が多すぎるA入院日数が長すぎるB治療薬が多剤多量であるなど)は、国際的に大きな批判を浴びていることを一般国民が知る機会は少ない。これらの問題の根底に日本の優れた保険制度が使われているということも皮肉な一面である


7・おわりに

この犯罪に関わる技術はたいへん重要でデリケートなものである。ゆえに、後戻りするようであるが、被害者たちの口からこの事実が漏れ出さないように幾重にも厳重に監視の目が光っているのである。被害を自覚するまでに何年もの年月をかけて行われた人為的な「孤立」、その後に起こる交代制による24時間監視と不特定多数による付きまとい、風評や経済的な封鎖による孤立、被害者は死ぬまでこの状況から抜けることができず人体を搾取され続けるのである。

被害者の会の内山治樹氏は「早すぎる?おはなし」(講談社ビジネスパートナー)を通じて、テクノロジー犯罪が実際に存在することを一般の人々に知らしめた。この本を出版された意義は大きい。

私たちの願うことは、『遠隔から人を操ったり』『昏睡状態にしたり』する技術がすでに存在していることを一般社会に公表してもらうことである。被害者が訴えていることが紛れもない『実害』であることを証したいのである。

現在引き起こされている様々な犯罪や事故の背景にも、遠隔操作による電磁波が使われているのではないかと疑われる出来事は多い。「人」だけではなく「車」や「機体」にさえ遠隔から影響を与え得るのである。身近な例では、「蛍光灯が勝手に点灯したり」「ラジオのスイッチが急に入ったり」、「新品の乾電池があっという間に使えなくなったり」するなど、まか不思議な出来事が被害者の周辺では起きている。このようなことから推しはかると、遠隔からの操作によって思いもよらない事故や事件が起こせるのである。これを「あり得ない妄想」として一笑に付してしまってよいのだろうか。

かつて「原子爆弾」を産み出した米国の研究者が、世界の一国支配を畏れて当時のソビエトに技術を伝えたと聞いた。そのことによって脅威は地球規模になったかも知れないが、産み出されてしまった技術、後戻りできない技術に対する科学者たちのせめてもの責任と償いであったことも考えられる。

今、私たちは『人を操る技術』が存在していることを公開してほしいと切に願う。これこそが被害者たちの共通の悲願である。もし、秘されたまま進むなら、いつの日か技術を手にした一部の者たちが世界を牛耳り、大多数の人々の思考はただ一つの方向に塗り変えられ、自由意志による行動はなくなってしまうことだろう。奴隷制社会の復活ともいえる。しかも奴隷たちは自らが奴隷であるという自覚さえないままに「奴隷」と化しているのではないだろうか。すべてのことが「遅すぎる」のである。


人を操る技術はすでにできており悪用されている。私が綴る文章は科学的ではない。無知から正確さを欠き不完全きわまりないものである。しかし、見えない光によって苦しめられている人たち、これからも産み出されていくだろう被害者たちのために、根拠を正しく示すことの出来ない破廉恥な文章であろうと公にしたいと願っている。一見平和で安全に思える日本において、にわかには信じられない犯罪だが、無自覚なままに多くの人たちが餌食にされている。何らかの形でそのことを知る人々は、西園寺鉄司氏のように一端を発信するべきである。あるいは開発に携わる科学者たちこそ、その恐ろしさを予見できる人たちなのだから公表することが必要なのではないのか。秘めたままにこの開発研究が推し進められるなら、世界の混乱ははかり知れないものになる。


2015年、「光を浴びて花になる」―と書いた寺に、2019年、「花びらは散っても花の命は滅びない」−という言葉がかかげられた。植物にとっての花は生殖器官である。虫たちを集めるために香りたった花びらはまもなく散る。しかし、花の命である生殖器官は滅びない。―これはどういうことだろうか。先述の女性(P9)が言う「花とは性的対象物である」―を思い出してほしい。人間に言いかえると、たとえ加齢により容色が衰えたとしても性的対象としての命は「滅びない」、すなわち、老いても「慰安婦」たることは可能であるということになるのではないだろうか。この考えを推し進めるならば、多くの被害者たちが訴え続けてきた「付きまとわれる」こと、「写真を撮られる」こと、「連日家宅侵入される」ことなどの意味するものが明確になるのではないだろうか。何者でもない「あなたごとき」を追い回すのは、何のためなのか、これこそがその答えであるようだ。


きびだんごを与えながら仲間を増やし組織に金と人を集めながら飴と鞭で縛り付けられた者たちの塊は、とりあえずの目先の利益と生き延びるための奔走に終始しているのだが、彼らにどのような説得力のある理念を植え付けているのか、内部事情はわからない。一糸乱れず組織化されているように見える彼らの力は大きく揺るぎない。




2019年6月

テクノロジー犯罪被害者