技術資料(海外)


心にかかわる装置(Mind Machines)


出典:“Science Digest”1982年3月号p.83.
著者:Dave Fleischer
翻訳:石橋輝勝


人の心とコンピューターをつなげる思考帽子というものが間もなく電卓同様日常的なものとなるかもしれない。

マイクロ電子工学と生物工学の最近の発展は人間とコンピューターとの連結、あるいはシンバイオニック・マインド (サイボーグ共生マインド) を必然的に到来させてきたとマックギル大学のコンピューター科学者でもあり教育心理学者でもあるグレン・カートライト博士は主張する。シンバイオニックとはカートライトの造語であり、sym (共生) にbionic (超人的な、サイボーグのような) を結合させたものである。

シンバイオニック・マインドで我々は電気的信号を受け取りまた発することができる。例えば、純粋な思考に基づいて家庭の電気製品のスイッチを入れたり切ったりし、自動的に無制限の情報を取り戻し、体の機能を監視し、また照射を感じレーダーを見ることができる能力のような新しい感覚を創造することができるというのである。カートライトは「単にあなたがだれかと話したいと考えただけでシンバイオニック・マインドが世界中のどこにいようがその人の位置を見定め、電話回線を通して直接通信を確立できるであろう」と主張する。

カートライトの予想に対する多くのあざけりにも拘わらず、研究は彼が正しかったことをほのめかしているようである。今日の人工補綴の発達は切断手術をした人が動くことを考えただけで義肢を操作できるようになっている。傷ついた足のセンサーが脳からの信号を拾い上げ義肢に動きを起こさせる。心で人差し指が動けとメッセージを送ると義肢は従うのである。

脳波パターンは事実上人の心を読むために使われることができる。カートライトは「ニューロメトリックス (脳や神経の電図を測定し、コンピューターで分析する神経学の一分野) という学問分野があり、それは特別な脳波パターンの暗号を解くことによってあなたの思考の一般的考えを知ることを観察者に許すものである」と主張する。「例えばP−300脳波はたいてい政策決定に関わるものである。」

その間他の研究者は脳皮下のインプラントを完成し、それはてんかん性発作を防ぐため外から信号を発することができるのである。それぞれの手術で外科医は心と機械をいかに調和させるかのより重要な理解を得ることができるのである。

第十一回電磁波悪用被害者の会資料 (1999年3月28日)